ずいぶん長いこと迷っていたのですが、
とうとうドルチェビータを買いました。ミディアムです。
イタリアの個性的な万年筆。
最近はミニが流行だそうですが、手が大きい私はミディアムで。
吸入方式は、カートリッジ・コンバータ両用式です。
書斎館に、いつも使う紙やノート、
一筆箋がわりに使っているポストカード(以前オリジナルで作りました)を持ち込み、
時間をかけて試し書きさせていただきました。
M(中字)かB(太字)かかなり迷い、
ペン先が金とシルバーがありましたが、書き心地は金がよりしなやかで
インクのフローもよい感じがしました。
でも、素材の好みはだんぜんシルバーです。
そのこともお伝えして、別の製品も出していただきました。
さっと1行2行書くだけならBと決められるのに。
個体差もかなりあることを実感しました。
「使っていくうちに今よりもフローがよくなってきますから、
Mがよろしいのではないですか?」
ということで、Mに。
実際、書斎館で使われているドルチェビータのMも
かなりいい感じに、ややBっぽくなっていました(使用1年だそうです)。
「毎日少しずつでもいいですので、お使いになってください。
そうすればより早くに変わってくると思います」
とのことで、この1か月、万年筆を積極的に使ってみました。
年賀状もドルチェビータで書きました。
ずいぶん変わりました。これからが楽しみです。
南イタリアのアルチザン(伝統職人)が手作業で作り出した、オレンジのレジン。
美しく味わい深いです。
目下、ドルチェビータ(甘い生活)を満喫中であります。