美生柑(みしょうかん)が届きました。マルエムフルーツアイランドのもの。晩柑(ばんかん=年明けから春先に出荷される柑橘類のこと。あるいは晩生柑)の「河内晩柑(かわちばんかん)」という品種です。河内晩柑はいろんな名前を持っていて「宇和(うわ)ゴールド」「御荘(みしょう)ゴールド」「灘オレンジ」「ジューシーゴールド」などともよばれています。文旦系で、果皮の内側の白い部分(アルベド)が多いのが特徴。ジューシーで、酸っぱいグレープフルーツのような感じです。
これが美生柑。表皮はつるんとしてます。
箱入りムスメでありました。
甘い柑橘で作るよりも、はっきりした味の柑橘で作ると、より一層おいしくなるのがマーマレード。酸っぱいなら迷わずに作りましょう、と。下準備は、皮と実を分けて、皮だけ何度かゆでこぼして、細かく切る。ここまでできればもうあと一息。ル・クルーゼに入れて、重量の40%のグラニュー糖をかけて、数時間そのまま。
さてマーマレードのはじまりです。袋の中は、切れ目を入れた種。あっという間に完成。ヨーグルトに入れて、今日のおやつ。ほろ苦い大人の味です。
一番下のガラスの器、1970年代のイッタラです。アルバイトして買ったもの。お揃いのお皿もあって、いまだ現役です。キャンドルホルダーも持っていたんですが、どうしちゃったのか見あたりません。このシリーズは廃番になってしまったようですが、当時買った
タピオのグラスはいまもシリーズで残っています。北欧のデザインは息が長いのが多くてうれしいです。