昨日、宅配便で荷物が届きました。大切に包まれたそれは…
玄蕃藏(げんばぐら)といいます。お酒?
側面にはヒゲタ醤油謹製のシール。ということは…
レトロなボトルに入った特別なおしょうゆでありました。
ヒゲタしょうゆは、江戸時代初期、元和二年(1616年)に第三代田中玄蕃(たなかげんば)が気候風土、原料の入手などの諸条件に恵まれた下総国(千葉県)銚子において醤油を醸造したのが始まりです。(中略)
江戸造り醤油「玄蕃藏」は、江戸の往時にならい、玄蕃の藏で秘伝とされた仕込み方法により、年1回だけ特別に醸造する「江戸造り本醸造醤油」の限定品です。(中略)気候風土、先人の心が伝える秘伝の技。これを大切にして昨年十一月に仕込み、江戸時代に定められた五節句、一月七日(人日の節句 初櫂入れ式)、三月三日(上巳の節句 諸味改め式)、五月五日(端午の節句 諸味奉納式)、七月七日(七夕の節句 秘伝極めの式)の節目毎に技を極めながら心を込めて醸造し、九月九日 重陽の節句に蔵出しを致しました。(同封されていたしおりより)
節句をこのように醤油の仕込みカレンダーに使っていたというのが、新鮮な驚きです。今年ももうすぐ玄蕃蔵の仕込みが始まるそうです。
早速、封を開けてみます。
味は軽く、とてもまろやかです。作りたての芋餅につけていただきました。
おいしゅうございました。ごちそうさまでした。